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元投資銀行マンの時事評論 (旧社長お時間です)
Archive for the '医療' Category
医学部定員1.5倍に 医師不足と地域偏在を解消
Author: 高見澤 敦
昨日の日経新聞に「医学部定員1.5倍」と言う見出しの記事がありました。医師不足(特に地域医療)解消のために医学部の定員を1.5倍にして医師の数を増やすという政策です。
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大学で医学生を教育するには学費だけでは予算が足りないので、国が補助金を増やす、つまりは承認して定員を増やすと言う事です。(何か、ドサクサ紛れに医学部を作ったり、新大学を設立したりするところがありそうですが)
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私も仕事でコンサルティング、投資、M&A等を病院・介護関係にもしていますので、現場と医師の状況は良く知っています。
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正直言って、医療の現場はほんと大変です。例えばですが、ある大学病院に肝臓移植で腕のいい30歳代の先生がいるのですが、あまりに忙しくて1週間家に帰ってない(病院にずっと泊まりっぱなし。着替えは奥さんが運んでいる)とかざらにあります。奥さんも医師なので、理解してくれているのでなんとかなるでしょうけど、普通だったら離婚されていますよね。その先生の例は極端にせよ、ほんとうに現場は忙しいようです。
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医療ミスがよく問題になっていますが、それは起こってはいけないのでしょうけど、あの忙しさならいつ起こってもおかしくないかもしれません。
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さらに地方医療機関の医師不足が問題になっています。これも実際にある地方病院から聞いた話です。そこは東北の中核都市にある病院(200床以上)と首都圏の郊外にある病院(都心から電車で2時間かかる。300床以上)ですが、いずれもそれほど小さい病院ではありません。そこでも医師不足は悩んでいます。一方の病院の医師の雇用条件は、年俸2000万円(当直費別)と住宅を用意するといった内容です。悪くないように見えますが、それでも若い先生がきません。
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その理由ですが、新人医師の臨床研修の問題がよく言われています。それは臨床研修の制度が変更になり都市部の病院に集中してしまい、そのため地方病院の医師が不足していると言うものです。若いうちは首都圏の大病院で最新技術を学びたいと言う事でしょうか。
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それに加えて私が聞いたのは、医師も当然家族がありますが、首都圏の病院に勤務したいのは家族の事情が大きいということです。それは子どもの教育(首都圏の方が私立を含めた良い学校が多く、教育環境がいい)と住環境(都会を好む夫人?)であり、多少の良い雇用条件であってもそちらを優先するため、なかなか地方に来てくれないとの事です。
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単純に医師を増やせば、確か地方にやむを得ず行かねばならない医師もできるでかもしれませんが、それが患者にとって本当にいい事かは疑問ですね。
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read comments (0)本日の日経記事の一面に「バイオ医療技術を実用化」という見出しが載りました
Author: 高見澤 敦
本日の日経記事の一面に「バイオ医療技術を実用化」という見出しが載りました。
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少々前の話ですが、1990年代後半からしばらくバイオ・テクノロジー・ブームが続きました。きっかけは、ヒトゲノム解析競争や米国でのバイオ・ベンチャーの成功でした。国の後押しや大学発ベンチャーも容認された事もあり、幾つものベンチャーが設立されました。そのなかで上場したものもあります。
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例えばですが、以下のような企業がマザーズに上場されました。(もちろん他にもあります)
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㈱トランスジェニック 1998年設立 2002年上場
㈱DNAチップ研究所 1999年設立 2004年上場
アンジェスMG㈱ 1999年設立 2002年上場
㈱メディビックグループ 2000年設立 2003年上場
オンコセラピー・サイエンス㈱ 2001年設立 2003年上場
㈱LTTバイオファーマ 2003年設立 2004年上場
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(実は当時、私は上記のメディビック社の上場プロジェクトに常任顧問として携わっていました。この時期は金融機関の一部破綻と合併再編があり、景気が不安定でした。そのためか分かりませんが、ベンチャー企業が注目されていました。)
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現在はと言うと、製品の上市には至らず、さらに開発資金の調達等も苦労しています。当然上場した大半のバイオ・ベンチャーの株価は低迷しています。
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最近では新たにバイオ・ベンチャーが上場するのは非常に難しいようです。(証券取引所の審査が厳しくなったと言われています。)
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バイオ系は膨大な開発資金と長い期間の開発が必要です。ですから一過性のブームのみの投資であると非常に辛いものがあります。日経の記事には日本の製薬企業がバイオ医療技術を実用化すると書かれていますが、未上場バイオ・ベンチャーでもかなり開発が進んでいるものもあるので、投資環境は厳しいですが追加投資や再度サポートをして欲しいものです。(株価のバリュエーションが低いので、安く投資できるチャンスなのですが、、、、)
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ちなみに現在、私はアプト株式会社( http://www.apt-ca.com/ja/ プラチナのナノテクを使ったベンチャー 東大の宮本教授の技術を使っています。一部はバイオ・ベンチャー的な商品も扱っています。)の取締役をしています。
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社長の岡山さんとはバイオ・ベンチャーがらみで知り合いました。
(岡山さんのブログのリンクもありますのでご覧下さい。)
アプト社の製品を宜しくお願いします。(宣伝で恐縮です)
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