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経済・経営・株式・投資 時事評論

元投資銀行マンの時事評論 (旧社長お時間です)

Archive for 7 月 30th, 2008

前回、前々回と書いた、シティ、メリルの件がまさに今日の日経でも記事になっていますね。見出しは「メリル、9000億円の増資」、「負の遺産」処理急ぐ、「シティの対応 焦点」です。

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やはり依然として米国の大手金融機関は、その所有する低い信用力の資産に対するリスクが不安で、さらなる今後の損害対策のためにメリルのように資本を強化(増資)をするところが出ました。まさに前回、前々回と書いた予想内容で現実に資本強化するところが出たわけです。

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注目は米国金融機関のトップクラスのひとつであるシティがどう動くかです。もはや、さらなる資本強化や不良資産対策をせねばならないのは明確ですが、それに速やかにできるかどうかです。

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偶然なのでしょうけど、日経新聞の上記のとなりの記事に「米住宅価格 最大の下げ」、「金融機関、損失増も」「個人消費にも影」とあります。そんな状況を考慮すると米国金融機関の増資のお願いに、投資家は容易に応じるわけに行かないでしょう。資本強化の苦労が続くのでしょうね。

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ちょっと話はそれます。

その日経の記事ですが、「個人消費にも影」とあります。トヨタ自動車は今週の週初に2008年の世界販売予測を下方修正(約3.5%減)しています。(さすがトヨタ、動きと言うか対策が早いです。)内訳では米国での不振予想が最大で、サブプライムと原油高等でダブルパンチの影響を受けたと言う事でしょうか。

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日本に対する影響ですが、米国金融機関の影響ばかりでなく、車の製造販売(輸出)と言った実体経済まで不振となるとかなりシリアスになります。実体経済の不振が企業の財務諸表といった正式な数字に表れるのに少々時間がかかります。徐々に悪化したとして、今年の年末や来年の年初の企業業績は要注意でしょね。

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どうも最近の銀行は上記を予想して融資を絞る等の動きをしているような気がします。(業績不振による融資の焦げ付き対策でしょうか。)何年か前にあった、「不景気<=>貸し渋り<=>経営悪化」の悪循環にならねばいいのですが、、、

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