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元投資銀行マンの時事評論 (旧社長お時間です)
Archive for 9 月 4th, 2008
リーマンブラザーズ買収 投資銀行を買うという事は、人を買うという事
Author: 高見澤 敦
一ヶ月ほど前からブログを開始したのですが、最近1日のアクセス数が相当増えてきまして、少々プレッシャーになっています。
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さて、本日の話題です。リーマンブラザーズの買収の噂が絶えません。(リーマンブラザーズは米国の大手証券で、日本では投資銀行業務を行ってます。)
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日本の金融機関では三菱UFJフィナンシャルグループが興味を持っていると報じられています。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20080904mh02.htm
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その他にも韓国産業銀行(KDB)、HSBC(英国)、中国の金融機関が興味を示していると報じられています。(韓国も中国も国内が荒れているので、それどころじゃないと思うのですが。。。。)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080904/fnc0809041911011-n1.htm
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33524920080901
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リーマンブラザーズが最近どのくらい安くなっているかと言うと
http://finance.yahoo.com/echarts?s=LEH#chart4:symbol=leh;range=2y;indicator=volume;charttype
=line;crosshair=on;ohlcvalues=0;logscale=on;source=undefined
ここ1年半で80ドルから15ドルくらいまで下がっています。約五分の一です。
金融機関の株価が1/5以下になるなんて、買収して助けてくれと市場に発信している様なもんです。
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リーマンブラザーズに限らず、米大手証券と言うか投資銀行はある意味非常にレバレッジがかかったビジネスを、人的なリソースでやるので、景気がいいときはものすごく儲かりますが、だめなときは身売りしなきゃならないほど落ち込みます。
リーマンブラザーズの合併や身売りの歴史と米国の経済(証券市場の歴史)の連動性を見れば分かり易いと思います。
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買収するなら確かにバーゲンセール状態の今はいいタイミングでしょう。ただし、当然ですが、大きな利益を生むのは当然米国経済(証券市場)が復活するタイミングです。そしていつか利益がかなり落ちるので、どこかで売る覚悟が必要だと思います。
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リーマンブラザーズを買ってノウハウを得るというのならあまり意味がないように思います。投資銀行業務のノウハウは組織にあるというより、人についてくるものなので、人が移動してしまうと直ぐにクオリティは下がります。
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三菱UFJフィナンシャルグループが買ったとして、上手くいくかは一癖も二癖もある連中を上手くマネジメントできるかどうかにかかっているような気がします。
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