

経済・経営・株式・投資 時事評論
元投資銀行マンの時事評論 (旧社長お時間です)
Archive for 9 月 22nd, 2008
手段を選ばず、何でもあり。 やっぱし公的資金(財政)出動。
Author: 高見澤 敦
最近アクセス数が増え、かつ内容関して質問等が増え少々プレッシャーを感じています。
ここ数日間、忙殺されてブログを書けませんでした。ご容赦を。
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先日のブログで、AIGは救済せざるを得ないという事と大統領選で共和党が勝とうが民主党が勝とうが、財政出動はやらざるを得ないとコメントをしました。
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色々なところでコメントされていますが、今回のことを簡単にまとめますと。
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AIGの救済が発表されて一旦は株式市場が評価したように見えましたが、AIGの他にも大手金融機関でかなり信用がまずい所が多いのではという不安から再び株が下がってしまった。もう個別対応(1社ごとに議論しながら資金を調達して救済の可否を決める)では収拾がつかないので、包括的に公的資金で不良債権を買い取ることにして市場の不安を沈静化させる。総額を決めておくが、どこまでを買い取るかは当局が裁量権を持つ。
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投入公的資金の総額は75兆円と報道がありました。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33860920080921
サブプライムで民間にばら撒かれたのが150兆円程度と記憶していますが、半分が消えちゃったとして、残りを買い取りましょうと言ったところでしょうか。(実際はもっと安く買い叩くと思いますが)
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さらに、米当局は金融機関の株の空売りを禁止
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080920AT3K1901619092008.html
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自由市場主義、自己責任をいつも大声で唱えている米国が、なりふりかまわず規制と公的資金で救済です。(グリーンスパンあたりは百年に一度の危機と他人事の様に言っていますが、その百年に一度の危機の原因の一部を作ったのはあんたでしょと突っ込みたくなります。)
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結局、公的資金で不良資産買い取りという名の財政出動があったわけです。まあ、自国だけでなく他国にも相当な被害をおよぼしているわけですから、当然と言えば当然でしょう。
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ただし、これで米国政府はパンドラの箱を開けてしまったわけで、儲けるだけ儲けて逃げた連中(金融機関でサブプライムやデリバティブで過度のリスクをとって儲けた連中)を罰することなく、経済システムの維持のお題目の下では何でもありになってしまいました。今後、米当局はどのように金融秩序を維持するか見ものです。
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ちなみにこのニュース発表後のGMとシティグループの株価ですが。
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GMは約30%上昇! (金融機関は救うのに、自動車は救わないと言う議論はおかしいでしょうから、救済の連想もあると思うのですが)
http://finance.yahoo.com/echarts?s=GM#chart1:symbol=gm;range=3m;indicator=volume;charttype=line
;crosshair=on;ohlcvalues=0;logscale=on;source=undefined
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シティが何と50%上昇!!! (空売り買戻しですかね?)
http://finance.yahoo.com/echarts?s=C#chart1:symbol=c;range=3m;indicator=volume;charttype=line;
crosshair=on;ohlcvalues=0;logscale=on;source=undefined
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これで、「隠れた損失」と言った見ない恐怖が払拭できれば良いのですが、、、、
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