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経済・経営・株式・投資 時事評論

元投資銀行マンの時事評論 (旧社長お時間です)

Archive for 9 月 25th, 2008

米国最強のバーゲン・ハンター、ウォーレン・バフェット爺さんがついに出動したようです。ゴールドマン・サックスに出資とのことです。

ウォーレン・バフェットに関しては今さら詳しく説明する必要がないと思いますが、知らない人のためにちょっとだけコメントをしますと、彼は中長期的な投資を行うお手本みたいな人です。

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投資スタイルはきわめてシンプルです。「麦わら帽子は冬に買え」という手法で、株式市場が悪いとき(冬に)、実際の価値より非常に割安なった価格(冬だと麦わら帽子は誰も買わないので大変安い)で買い、夏(株式市場が加熱して割高になったら)に売って儲けます。いわゆる「逆張り」という手法です。

投資銘柄ですが、ハイテクよりもローテクや日常生活で使用される消費財メーカー等で、特にその業態でトップクラスの企業を好みます。

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簡単なように見えますが、実際は難しい手法です。理由ですが、

株式市場が非常に悪い時に買うので勇気がいる。一時的に買った価格より下がる可能性が大。そんな状況でも持ち続ける。

株の下落時に買うが、あるべき価格より大変割安であると判断する価格、タイミングが難しい。

株式が下落してから、逆に市場が加熱、株が割高になって売れるまでに時間がかかります。それまで待つだけの体力(資金力)が必要です。

と言ったところです。ファンドだったら出資者としては運用者に対して相当の信頼(中長期的な)が必要です。

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さらにバフェットの場合、投資先企業への助言内容がその後の経営向上に役立っており、それがまたカリスマ性を増しています。

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有名な投資としては90年代のソロモン・ブラザーズへの投資があります。当時、ソロモン・ブラザーズはNO1の投資銀行でしたが、米国でトレーダーの不正入札で大変なピンチになりますが、バフェットが暫定的に会長となり乗り切りました。もちろんその後に株価も上昇。(私も当時ソロモンにいました。生でバフェット氏を見たこともあります。)

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そんなバフェットが投資をするわけですから、ここはそろそろ底値(株の安値)が近いのかとみんな注目しているわけです。

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じゃあ今回、何でゴールドマン・サックスモルガン・スタンレーじゃないのかと言うとそれは彼にとってどちらが割安かはそれほど問題でなく(両社とも十分に下がっているし、こんな状態でどちらが割安かなんて正確にはわからない)、彼の投資原則である業界でなるべく上位に投資すると言ったところから決定したと思います。

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市場のためにも、今回も彼の予想がまた当たって欲しいと思いますが、はたして神通力が続くでしょうか。

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ところで、910日のブログで六本木ヒルズに行った際、少々さびしい感じがするとコメントしましたが、やはりそれは本当のようです。19日の日経新聞の記事によると入居率が90%に落ちているそうです。リーマンも出るかもしれないので、さらに下がるかもしれませんね。

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