

経済・経営・株式・投資 時事評論
元投資銀行マンの時事評論 (旧社長お時間です)
Archive for 11 月 26th, 2008
シティバンク救済? いえ、米国自身の信用救済です。
Author: 高見澤 敦
11月26日
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シティグループというか、外資には知人、友人が多いので、あまり鞭打つコメントはしたくないのですが、、、
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シティは約29兆円の不良資産があり、その信用不安を払拭するために政府がうめあわせの保証すると発表しました。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081125NT000Y91124112008.html
やはり、資産の毀損は相当ひどく、実質債務超過?で政府が救済せねばならなくなったという事でしょう。
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シティの不良債権については7月にもコメントしました。(通常、市場の暴落とか信用危機のようなケースがあると、リスク性資産の劣化率は数%でなく、数十%台になるので、シティの不良債権での損失は数兆じゃ済まないはずであると)
http://brainfact.asia/wordpress/archives/13
http://brainfact.asia/wordpress/archives/19
低格付け不採算資産が41兆円あって、それを来年の5月までに売却すると言っていましたが、結局この大半が不良債権化してバランスシートから外せなくなり、自己資本をめちゃくちゃ毀損してしまっているということです。
通常なら、BIS規制(自己資本率規制)で国際決済銀行業務から撤退せざるを得ないのですが、米国の政府保証で続行できるようにしたわけです。
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米国政府がシティを救済した理由ですが、破綻した際の影響の大きさ「潰すには、大き過ぎる」という議論がもちろんありますが、一銀行を失う以上に米国自信が失う信用を恐れてのことだと思います。
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シティのグローバルでの活動を考慮すると、破綻した場合の外国諸国への影響ははかり知れません。そして、その銀行の監督をしていた米国政府に対する信用や主張も全くと言っていいほど地に落ちるでしょう。(いったいどんな監督、規制をしてきたのかと非難されるのは当然)
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米国が世界に向けて主張してきた様々な教義、市場の自由化、格付け機関(S&P、Moody’s)、BIS規制、といったものが一挙に信用を失います。それだけは米国政府も避けたいところでしょう。
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シティの件ですが、ちょっと考えていた事があります。それは10兆円以下の不良債権なら、邦銀がシンジケーションで出資して共同決済銀行としとて傘下にし、一挙に世界戦略の手段化しちゃうという手もあると思いました。でも、さすがに30兆円近くの金額だと無理ですね。残念。
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↓ 人の資産言う前に、自分の資産の分散投資しろよって感じですが、、、
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