

経済・経営・株式・投資 時事評論
元投資銀行マンの時事評論 (旧社長お時間です)
Archive for 12 月 10th, 2008
暴落後、不況時での投資、銘柄の選択 ①医薬品
Author: 高見澤 敦
2008年12月10日
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かつて不況下の投資について幾つか書きましたが、ここに来て日経平均も個人的には割安と思えるレベルまで来ましたので、再びフォーカスしてみたいと思います。
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日経平均チャート
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一般的に不況下の投資・銘柄選択としては、生活必需型銘柄、生活防衛&低価格帯提供型銘柄、不況時ニッチ型ビジネス、がメインでしょうか。
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・ 生活必需型 => いくら不況でも極端に需要が減らない、あるいは減らすことのできない業態と定義します。例えば、医療・医薬・介護・教育なんかでしょうか。不況だからと言って病気になっても治療しないわけにはいかないし、学校の支出を極端に抑えることは出来ないでしょう。介護も同様です。逆に言うと景気に左右されない業態とも言えますでしょうか。(ただ、景気のいい時は逆に不利ですが)これら業態は企業業績が不況時にも比較的安定しているので、安く売られたところを買うのはチャンスでしょうね。
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(医薬)=> 以前にもちょっと書きました。ジェネリック(後発)医薬品メーカー3社と日本のフラッグシップ(旗艦)メーカーである武田薬品を例にあげます。
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①東和薬品 (証券コード:4553)
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②富士製薬工業 (証券コード :4554)
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③沢井製薬 (証券コード :4555)
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④武田薬品 (証券コード :4502)
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①~③のジェネリック(後発)医薬品メーカー3社はジェネリック・ブームで最近まで買われておりましたが、やはりリーマン・ショック暴落で値を下げました。しかし、レベルこそ異なりますがここまでにかなりリバウンド(値を戻す)してきました。
ただ、④武田薬品も例に出しましたが、日経平均の直近高値からの下落(18000円台=>8,000円 下落率50%以上)に比べると軽症ですが、その後の値の戻し方は鈍いです。
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この差ですが考えられる主な理由は、
*外国人所有率=> 武田(36.9%)、東和(18.8%)、富士製薬(17.8%)、沢井(23.9%)。最近、ヘッジファンド解散、外人投資家の撤退、等が相次ぎ、外人売りが続いています。つまり、この所有率(3月末データ、四季報)が大きいほど外人売りが多く、下落プレッシャーが強かったという事です。武田の場合、外人売りが終了したかの確認がまだ必要かもしれません。
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*ジェネリック=> 不況下です、使用せざるを得ない医薬品と言えども支出をおさえるため、安価なものを使いたいはずです。そこで、高い正規新発メーカーの製品より、安価なジェネリック(後発)を使用するので売上が増えるであろうという期待あるはずです。
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まあ、武田薬品みたいな大メーカーって基本的に投信やらファンドにポートフォリオにしっかり組み込まれてしまうので、上昇する時はいいのですが、下落時にもファンド解約等できっちり売り物が出て、日経日均等のインデックスに追随してしまいます。(日経平均と武田薬品のチャートって似ていると思いません?)
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以下、続く。
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