

経済・経営・株式・投資 時事評論
元投資銀行マンの時事評論 (旧社長お時間です)
NY株式市場暴落中 2 リバウンドとルール変更
Author: 高見澤 敦
その2
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2009年3月13日
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前回のコメントの後、NY株式市場はリバウンド(売られた後、買い戻される)しました。
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↓ 昨日、yahoo米国版のヘッドページです。
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↓ さらにこちらでもコメントがあります。
http://finance.yahoo.com/news/Stocks-rally-on-good-news-for-apf-14621600.html
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昨日NY株式市場が戻した理由を要約すると、
* GEのS&P社による格下げが市場の厳しい予想よりも緩いものであった。そこでGEが10%以上も買い戻された。(この「優しい」格下げの理由はなんでしょうか?S&P社は所詮、米国の「国策的」格付機関ってとこでしょうかね。日本企業にはえらい厳しいのですが、、、格付け会社の問題については、別の機会にコメントしたいと思います。)
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*会計審議会が議会に、トラブルを抱えた銀行が柔軟な会計ルールを適用できるように進言した。(そんなの有り??? 政府が粉飾?認めてもいいの?)
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*GMは3月に予定していた政府からの20億ドルの支援金はいらないかもしれない。(激しいリストラをしているとの事)
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体裁整えるのも、ルール変更でも、何でもありと言った感じです。
いずれにせよ、経済指標で良い数字が出たわけでなく、現状は信用上の不安をなんとか食い止めるといった段階であることは明確だと思います。
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ところで、前回のコメントで「内需より外需に頼っている輸出企業型国家の日本」と言う表現をしましたが、「既に日本は輸出企業型国家ではない」と言う意見もあります。それはGDPへの輸出寄与値を根拠としていると思います。私個人としては日本の輸出品の生産構造として、例えばトヨタは部品の調達の多くの部分を日本国内の下請け、孫受け会社からおこなっており、これは間接的な「輸出」と捉えるべきで、それを含めれば輸出品の寄与はもっと高くなるはずです。さらに海外に生産拠点(工場)を持つメーカーは多く、その現地での売上(つまり外需)が日本にある本社の業績を大きく左右します。
よって、一般論としてになるかもしれませんが、「外需に頼っている」と言った見方をしたいと思います。
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以下、続く。
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↓ ご存知、副島隆彦氏の著書。確かにちょっと極論すぎると言うかセンセーショナルな部分もあるかもしれません。
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関連する投稿
read comments (0)NY株式市場暴落中 1 シティ・GM・AIGを片付けないと止まらない。
Author: 高見澤 敦
2009年3月10日
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市場はどこまで下がるか。
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NYダウ(株式市場)の暴落が止まりません。
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もっとも、シティ・GM・AIGと言った企業の信用問題が片付いていないので、下げが止まらないのは当然かもしれまんが、、、、
シティ・GM・AIGが問題と言ったら、日本で言ったら同時にみずほ銀行・トヨタ・日本生命が問題になるようなもので、確かに大騒ぎするはずです。
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NY株、12年ぶり安値=景気懸念くすぶる〔米株式〕(9日) (時事通信社 10日)
http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/jij/090310/090310_mbiz000.html
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↓ (Yahoo(米国版)ファイナンスの記事から) NY株式市場は、不安と悲観論で下げがとまらないと書いています。少しぐらい良いニュースでは反応しないとも)
(画面をクリックすると拡大します。 元に戻す時は左上の(←戻る)のボタンで戻してください。)
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基本、内需より外需に頼っている輸出企業型国家の日本でも、海外市場が悪いと頼みの輸出も悪化し、その結果日本市場もダメという連想からか弱気が蔓延しています。日本市場としては、悲しいかな即効性のある内需拡大に希望が持てないので、海外市場が立ち直るのを祈るのみです。
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東京株、バブル後最安値割れ=26年5カ月ぶり水準-終値7086円 (時事通信 3月9日)
http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/jij/090309/090309_mbiz017.html
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では、日本市場が強い影響を受ける、NYダウ(海外市場)は、どこで下げ止まるのでしょうか?これに関しては昨年からずっと書き続けてきました。
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昨年の10月7日、8日のブログ
セリング・クライマックス(断末魔的な売却場面)はどこ? まだ続きます。
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昨年の12月3日のブログ
米国株式市場、最終局面に近づく=>まだまだです。 日経平均=>安過ぎるような、、、
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(ゴールデン・チャート社さん、チャートをお借りしました。
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi 便利な機能ですね。)
↓ニューヨーク・ダウのチャートです。 (画面をクリックすると拡大します。 元に戻す時は左上の(←戻る)のボタンで戻してください。)
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このチャートを見た限り、2007年10月の14,000ドルの高値から1999年~2002年、2004年~2006年にもみ合ったレベルである11,000ドル台に売られ、そこを突き抜けると1997年~1998年のレベルである7,500ドル近辺まで一挙に売られています。
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そこで下げ止まるのかと思うような売り買いが多少ありましたが、そこでも止まらず1997年(12年前)のレベルまで現在は売られています。
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ここを突き抜けると次は1996年の5,000ドル台後半のレベル、そこを突き抜けると1994年~1995年レベルの4,000ドルぐらいまで、あまり株価でもみ合ったところはありません。
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以上が今回のNYダウの下げているレベルの過程です。
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現在の6,547ドルは2007年10月の高値14,164ドルから54%ダウンのレベルです。こう言った暴落の最中だと、理屈ではなかなか説明できなくなってきます。そうなると、かつての経験則を頼りにするしかありません。ここでかつての日経平均チャートを見てみます。
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バブルがあった1989年の日経平均高値38,915円から翌年10月には20,221円へ48%の下落、2年8ヵ月後の92年8月には14,309円へ63%の下落をしています。
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バブルがはじけて下落すると、株価は10~20%程度の下落どころではなく、50%とか1/3まで下がってしまいます。
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以下、続く。
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